1. 登録支援機関登録簿(2026/4/8現在)とは

出入国在留管理庁は、登録支援機関の登録簿(Excel)を公表しています。公表ページには、「2026年4月8日現在」の版が案内されています。
まずは、候補の機関が登録簿に掲載されているかを一次情報で確認しましょう。

注意:登録簿は「随時更新」とされており、掲載時点により内容が変わる可能性があります。また、公表ページ上の注記として、登録後に抹消された機関は掲載されない旨が案内されています。契約・委託の判断は、必ず最新版の一次情報で行い、社内で確認記録(参照日・版)を残してください。

2. 登録簿の確認手順(社内フロー)

  1. 登録簿(Excel)を取得:出入国在留管理庁の公表ページから最新版を開きます。
  2. 名称・所在地の一致:Webサイト表記と、登録簿の記載が一致しているか確認します(似た名称の別法人に注意)。
  3. 登録番号・有効期間の確認:更新が必要なタイミングが近い場合は、更新状況も含めて確認します。
  4. 社内記録:参照日・版(例:2026/4/8現在)を残し、契約稟議に添付できる状態にします。

実務では「登録簿確認→面談→見積→契約→委託開始」になりがちですが、事故を減らすには、面談前に登録簿で足切りし、契約前に委託範囲・個人情報・書類作成の境界を詰めるのが安全です。

3. 契約前に点検すべきポイント(委託リスク)

委託範囲(誰が何をする?)

  • 支援計画の作成主体/実施主体
  • 相談対応・同行・通訳などの実施体制
  • 未実施時の是正・報告の流れ

個人情報(同意・保管・委託)

  • 本人同意の取得(範囲・目的・第三者提供)
  • 委託先の安全管理(持ち出し・共有ルール)
  • 退職/帰国時の返却・削除

書類作成の境界(専門判断)

  • 「誰が作成し、誰が確認するか」を明確化
  • 専門家連携(行政書士等)が必要な場面を事前に整理
  • 名目の付け替えではなく、実態で判断

関連:改正行政書士法(2026/1/1施行)

費用説明(請求根拠・返戻)

  • 支援委託費の内訳(何にいくら)
  • 追加費用の発生条件(緊急対応・同行等)
  • 解約条件・返金条件(社内稟議用に明確化)

ここまでの点検は「相手が悪いかどうか」を裁くためではなく、受入企業が最終責任を持って説明できる状態を作るためのものです。
実務の多くは、委託先の品質差というより、役割分担・同意・情報の扱いが曖昧なまま運用が始まることから起きます。

丸忠物産では、特定技能の採用支援に加え、登録支援機関の乗り換え/併用を含めた「委託設計」や、職業紹介・個人情報・表示(景品表示法)などを横断した運用整理までご相談いただけます。必要に応じて専門家連携も含め、実務に落ちる形で整理します。

4. 無料DL:登録支援機関・委託リスク点検チェックリスト(PDF)

登録支援機関・委託リスク点検チェックリスト(2026)

対象:受入企業の人事・総務/登録支援機関連携担当|更新日:2026.05.25|全4ページ

※本資料は一般的な社内共有用の整理です。個別案件の法的判断・運用判断は、公式一次情報と事実関係に基づき個別確認が必要です。

5. 参照した一次情報(URL)